起業すると決めた時に考えなければいけないこと

会社をつくるのは簡単です

お金があれば会社はつくれます。何も心配する必要もありません。誰でもつくれます。そこに意味は全然ありません。会社をつくることと起業することは違います。私は、今だから分かったことかもしれませんが、そう思います。

あなたが起業すると決めた時に考えるのは、会社をつくることではありません。会社をつくって活動することを考えることが大切です。

起業する前の準備

1.やはりある程度の資金が必要です。「1年間分の生活費+資本金」が最低限あるのが良いと思います。これを、貯めるところから準備します。

いくらなら大丈夫ということもないのですが、多ければ多いほど仕事に集中することが出来ると思ってください。いつもお金の心配をすることが無いように、ある程度の資金の準備が必要です。

2.それと、何で起業するのかを考えることです。

この商品やサービスは、どんなことが世の中に役に立つのかを考えてください。1つ考えたら、そこからの関連したものを考え、それをメインの事業とします。

最初に「サービス」を考えたら、その関連するのは「物」を考えてみます。「物」を考えたら、その関連は「サービス」を考えてください。サービスは、目に見えないことが多いので、物をつくることで見えやすくなります。さらにその先にあるサービスも考えます。サービス-物-サービス-物という交互に考えます。

例えば、ホームページ制作というサービスを考えたら、それに関連した物を考えてみます。丁度良いスペックのパソコンの販売と考えたとします。「ホームページ制作」→「パソコン販売」ときたらその先のサービスは、「インターネット接続」とか、「文章作成Word(ワード)の講習」とか思い浮かびます。

この関連を考えていくことで、幅が広がります。

考え過ぎてもダメで、ある程度決まったらやってみる

完璧な計画を作る必要はありません。というより、起業すると当初の予定とは全然違った方向に行くと思います。それは、お客様の需要が違ったり、時代の流れが変わったりするので、常に変化していくことを考えることが大切です。

やっていくことで見えることが沢山あるので、ある程度の計画が決まったら進むのが良いです。

少人数(1人)での起業は省力化を考える

あなたが、1日に動ける時間は限られています。最初は、仕事を受けると作業に没頭して仕上げたり販売しますが、毎日これだけでは、営業する時間が無くなってしまいます。

営業して受注して、完成させて納品するという繰り返しをしないと、仕事が途切れてしまいます。

ホームページ制作の場合には、デザインを考える、外枠をつくる、中のプログラムを作る、など分業が出来ますので、そこだけ外注して、最後の仕上げを自分がしていくという仕組みが省力化になります。これをすることで、営業の時間をつくれますので、サイクルが出来上がります。

まとめ

起業を考えた時には、資金の準備が必要。

会社をつくることを考えるのではなく、何をどうしていきたいのかを考える

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