0からの会社設立 続き
発起人が会社の概要を決めたら、定款を作成します。定款というのは、会社のプロフィールみたいなもので、それを見ることにより、何の名前でどういうことをしている会社なのかが直ぐにわかります。
会社にとっては、決まりごとです。その目的に沿って会社を運営していくことになります。と、ここで会社設立まで自分一人でするか、それとも行政書士に頼むか、どちらかを決めなければなりません。
今は電子定款で認証を受けられるようになりましたので、行政書士に頼むほうが安く上がる場合が多いです。手続きに掛かる時間を考えると、多少の費用がかかっても行政書士に頼むほうが、会社設立時の他のことに時間が集中出来て良いと考えます。
というわけで、会社の概要を行政書士に話しますと、それを元に定款を作成してもらえます。これで間違いがなければ、公証人による定款の認証を受けます。行政書士にお願いしますので、電子定款での認証になります。収入印紙が必要ないですので、40,000円が要らなくなります。
この認証が出来たら、資本金の振込みをします。現在は、通帳への記帳のコピーでOKですので、発起人の口座へ資本金を振り込みます。発起人の通帳の必要ページをコピーして、必要箇所へ捺印します。この振込みされた金額と振込み人の名前が確認できる必要があります。
ここまで来るとあと一息です。
全ての書類が揃ったところで、法務局に登記申請の書類を提出します。
これで、会社設立になります。
会社設立までの流れをまとめると
1 会社の概要を決める(会社名・取締役・資本金・決算日等)・会社印作成
2 定款を作成する(定款とは会社の決まりごとを書いた書面のことです)
3 公証人による定款の認証を受ける
4 銀行へ資本金の振込みをする
5 法務局に提出する書類を作成する
6 法務局に登記申請の書類(定款も一緒に)を提出する