売り上げを上げるためにどのくらい投資しているかが大事です。粗利率と粗利額の話

今回は数字がたくさん出てきます。わかりやすく読みやすくするために、簡単な数字だけを使っていますので、難しく考えないで読んでください。

売り上げを大きくするのは誰もが考えます。でも、その前に粗利率と粗利額を考えて見てください。

簡単に言うと、いくら使ったら、いくらの売り上げになるのか、ここを見ましょうと言うことです。

5万円使うといくらになるの?

例えば、おもちゃを仕入れるとしましょう。仕入れに5万円掛かりました。

これを売ったら10万円になりました。

10万円から仕入れの5万円を引くと5万円になります。これが粗利額になります。

粗利額 5万円

では、粗利率はどのくらいかと言うと50%になります。

粗利率 50%

この粗利額と粗利率がどのように変化するのかを見ましょう。

売上6万円の時と売上25万円の時の粗利率

仕入れに5万円を使いました。

■売上6万円の時の粗利額は1万円、粗利率は16%になります。

■売上25万円の時の粗利額は20万円、粗利率は80%になります。

粗利率=粗利額÷売上額×100

という計算式になります。

粗利額が100万円になると

売上は105万円で計算しますので

粗利率=100万円÷105万円×100%=95

粗利率95%です。

5万円の投資で105万円になります。

粗利率95%に近づくために

売上を多くして、原価を少なくすると粗利率は大きくなります。5万円の投資で6万円にしかならないビジネスよりも、5万円の投資で100万円以上になった方が儲かります。

粗利率50%以下は投資の額を大きくしないといくらやっても儲かりません。起業をする時には、投資の金額を少なくして売り上げを大きくすることを考える方が上手くいくと考えます。

粗利率80%以上を考えるのが良いと思います。

5万円の投資で25万円以上になるビジネスを考える(粗利率80%)

普通に考えるとそんなに儲かるビジネスってあるのと思いますが、以下に例を載せておきます。

1.ジャンク品を仕入れて、直して販売する。

動かないパソコンをヤフオクなどで仕入れて、自分で修理して動作品として販売する。5,000円くらいのパソコンでも、修理すれば30,000円で売れます。

機械ものなどは、ジャンク品が安く出ているので修理して売ることで粗利率が高くなります。

2.ブログを始めてアフィリエイトで収入にする

ドメインとサーバー代で始められるので、初期投資は1万円くらいです。売上の上限がないのが特徴ですが、最初に売り上げを作るまでに時間がかかります。見る人に価値を提供すると自分の収入が増えるというイメージです。

3.文字を書くのが好きならライティングで収入にする

クラウドソーシング「ランサーズ」という仕事を発注する人と受注する人をつなぐ仕組みがありますので、ここで記事のライティングを探すのも初期投資が少なく始められます。登録は無料ですし、仕事はたくさんあります。

→ クラウドソーシング「ランサーズ」

4.人が集まるところに屋台を出す

お祭りの出店は、粗利率が高いです。仕入れ額が低く、売り上げが上がりやすいです。

1つのアイディアで5万円投資、これをいくつも作る

人には向き不向きがあります。どんなに儲かるビジネスであっても、やり続けられないと意味がありません。

投資資金が50万円あるのなら、5万円を10個のアイディアに投資してみるのが良いと思います。

最初は3個のアイディアで進めて、徐々に増やして、最終的に10個のアイディアを同時進行で進めると、続けられるものが残っていくと思います。

粗利率が高ければ、続けているアイディアに再投資する額を上げても良いですし、新しいアイディアに投資することも出来ます。

まとめ

今回は、ビジネスの粗利額と粗利率についてでした。粗利率が高い方が儲かる。これを説明するために、数字が沢山出てきました。

インターネットを使うと少ない投資額でも売り上げを上げる方法があります。粗利率が高いので、次への投資も楽になります。

起業を考えたなら、インターネットを使ったアイディアを取り入れて見てください。

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