起業するときの恐怖心はどう考える
今までやったことが無いことに対しては、恐怖心が大きくなります。
最初は誰でも恐怖心はあります。私もありました。
起業すると決めても躊躇してしまう
売れなかったらどうしよう
病気になったらどうしよう
借金返せなくなったらどうしよう
最初の起業は失敗するからリスクを考える
考えた事業がいきなりうまくいくのは、かなり少ない確率だと考えます。そんなに簡単に儲かる話があれば、誰もが起業することでしょう。最初は、失敗します。失敗しても立ち直れるくらいの、事業をすることをお勧めします。
最初は、小さい事業で良いと思います。その次に考えることを少しづつ大きくしていく方が、うまくいくと思います。
粗利率の高い事業をはじめる
売り上げ
粗利
純利益
この3つの中で重要なのは、粗利です。売り上げから原価を引いたのが粗利になります。事業を始める時に、原価があまりかからないと出ていくお金が少なくなります。原価は先に支払いますので、資金繰りが大変にならないようにする必要があります。
粗利率50%以上にしないと、最初はきつくなります。出来れば、80%以上の粗利率が望ましいです。これですと、売り上げが上がれば、出ていくお金が少ないので資金繰りが楽になります。
これでお金に対する恐怖心は少なくすることが出来ます。
粗利率の高いサービスは借金しなくても出来る
物販で考えた時に、100円で仕入れたものを200円で売ると粗利率50%になります。100円を先に支払い、後から200円入ってきます。100万円分仕入れたら、すべて売り切れると200万円入ってきます。
売り上げを倍にするには、200万円分を仕入れて、400万円入るようにします。仕入れの資金をどうするか(借金しますか?)、すべて売り切るのは何か月かかるかを考えた時に、リスクがあります。
例えば、ホームページ制作の場合には、原価がほとんどかかりません。仕入れのお金が必要ありません。仕事を受注した時に、ドメイン代、サーバー代などが掛かるだけで、粗利率80%以上と言うことも多いです。
売り上げを倍にするには、営業活動に力を入れればよいし、先払いのお金が必要ないので資金繰りも楽です。作業の外注化をして期日までに間に合わせれば良いということになります。
「売れなかったらどうしようという物販」と「受注できなかったらどうしようというサービス業」の恐怖心は、どちらが小さいかは分かりますね。
まとめ
恐怖心を少なくするには、
失敗した時のリスクを少なくする
粗利率の高い事業を始める
売り上げを倍にしやすい事業にする